犬はレバーを食べてもいい?期待できる効果と与える際の注意点
犬はレバーを食べてもいいの?
犬はレバーを食べても大丈夫です!
鶏・牛・豚と含まれている栄養素は若干異なりますのでここでは共通に含まれている栄養素を見ていきましょう。
レバーと聞くと鉄分を豊富に含んでいる事で有名ですがそれだけでなく、ビタミンA、ビタミンB群等のビタミン系栄養素も含まれています。
鉄分
赤血球中のヘモグロビンという色素に結合し、体全体に酸素を送る働きをしています。レバーの中では豚が一番多く、その次に鶏、一番少ないのが牛レバーです。不足すると貧血を起こしたり、疲れやすい体になってしまいます。
ビタミンA
皮膚や粘膜を丈夫にし、目の機能を改善する効果やガンの予防・抑制効果が期待されています。
ビタミンB群
ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、パントテン酸、ビタミンB6、ビタミンB12、葉酸、ビオチンの総称。ビタミンB群は、粘膜や皮膚の健康、脳、神経を正常に保つ働きのほか、貧血を予防する効果も持っています。
※ビタミンB群は補酵素のため、トータルで摂取しないとうまく働けません。レバーはこのB群をまんべんなく含んでいるため、エネルギー生成にとても適しています。
レバーを生で与えても大丈夫?
生レバーには食中毒を起こす菌が潜んでいることがあるので基本的には加熱して食べさせるのが安全です。生で与えるのは辞めましょう。また、加熱する際も出来るだけ鮮度のいいものを選び、十分に加熱するようにしましょう。
レバーを食べることで期待できる効果
貧血に効果的
レバーには鉄分が多く含まれています。鉄分は赤血球を作るのに欠かせない栄養素です。鉄分には吸収しやすいヘム鉄とそうではない非ヘム鉄の2種類があり、レバーに含まれているのは吸収しやすいヘム鉄なので貧血予防に最適です。
また、レバーに含まれる栄養素、ビタミンB群も貧血予防効果があります。
犬に多い疾患、胆泥症の予防
胆泥とは胆汁が何らかの原因で泥状になってしまった物のことです。その胆泥が胆嚢に溜め込まれたままになってしまう事を胆泥症と呼びます。その胆泥が石化したものを胆石症と呼びます。
犬には多い疾患で、胆泥症は軽症の場合症状は出にくい病気なので気が付くと黄疸や脂肪便等のつらい症状にあってしまう事になります。
胆泥症の予防にはレバーが適しており、他の内臓とバランスよく摂ると更に効果的です。胆泥症の予防には低脂肪の食事を心がける必要があるので食べさせすぎには注意するようにしましょう。
目の健康を維持する
レバーに含まれるビタミンAには、目の機能の維持・回復や白内障の発症リスクを下げる効果も期待できます。ただしビタミンAは過剰摂取すると体に悪影響です。後ほど詳しく見ていきましょう。
注意すること
ビタミンAの過剰摂取
目にいいビタミンAですが、肝臓に蓄えることが出来るため過剰摂取すると体内に蓄積されてしまい、毎日レバーを大量に食べさせたり一度に多量に食べさせ過ぎると肝障害や頭痛・骨や皮膚の悪影響や急性中毒による命の危険もあります。
毎日常に大量にレバーを与えていない限りは特に心配することはありません。
どうしても心配な飼い主さんはビタミンA含有量が少ない牛レバーをおすすめします。
コレステロールに注意
目にいいビタミンAですが、肝臓に蓄えることが出来るため過剰摂取すると体内に蓄積されてしまい、毎日レバーを大量に食べさせたり一度に多量に食べさせ過ぎると肝障害や頭痛・骨や皮膚の悪影響や急性中毒による命の危険もあります。
毎日常に大量にレバーを与えていない限りは特に心配することはありません。
どうしても心配な飼い主さんはビタミンA含有量が少ない牛レバーをおすすめします。
アレルギー
これは何にでも言えることですが、人間と同じように犬にもアレルギーがあります。
初めてあげるときには、まずはティースプーン一杯分ほどの量を与えて様子を診ましょう。
下痢や嘔吐、体を痒がったり、目に異常が出たりといった症状が出るとアレルギーの可能性があります。これらの症状が出たらすぐにかかりつけの獣医師に相談しましょう。
まとめ
レバーの鉄分は他の食べ物と比べても豊富に含まれています、貧血予防のみでなく目の健康を維持するのにもレバーは効果的です。
また犬に多い胆泥症の予防にも役立つことがわかっています。
寄生虫や食中毒の問題から見てレバーを与える際は必ず加熱が必須です。生で与えるのは絶対に辞めましょう。
レバーの食べすぎはビタミンAの過剰摂取に繋がりその結果肝障害等の不調を訴えることがありますので毎日大量に食べさせるのは控えましょう。
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