犬が体をぶるぶると震わせる理由・・・濡れてないのにどうして?
急に身震いをした愛犬を見たことはありませんか?
ぶるぶると体を震わせているわんちゃんを見たことはありませんか?
カラダを乾かす目的で身震いをするのは有名ですが 、水に濡れたわけでも時たま行う事があります。
一体その行動にはどんな理由があるんでしょうか。
体をぶるぶると震わせるのは実はイヤな気持ちの現れ
濡れていないのに体をぶるぶると震わせるのは、実は犬の「嫌」という気持ちの現れです。
ブラッシングや歯磨き、または嫌なところを撫でられた前後に「それ嫌だなあ」「ふう、終わった終わった」
といった感じで身震いする事があるんですね。
お世話として我慢しているものの、自然と体が拒否し身震いとなって現れるそうです。
この様に犬が自分の気持ちを合図のようにあらわす行動を「カーミングシグナル」といいます。
実はイヤがっている!?犬のカーミングシグナル
あくびをする
人間は眠いときにあくびが出ますが、犬はストレスを感じるとあくびが出ます。
「それ、嫌だなあ」「それ、辞めて欲しいなあ」という気持ちから
緊張感やストレスを和らげるためにあくびが出ることがあります。
鼻に皺を寄せる
人間も嫌なことがあった場合、眉間に皺を寄せてしまう事ってありますよね。
犬も同様、嫌な気持ちが募ると鼻に皺を寄せて嫌な気持ちを表現します。
これはかなり嫌な気持ちが強いときで、そのまま嫌がる行為を続けたり近付くと歯を見せるなどの威嚇に繋がります。
信頼関係があれば攻撃される事は無いといえますが、信頼関係が不十分であったり知らない人の場合
攻撃に繋がることがあるので、犬がこのシグナルを見せた場合は辞めてあげましょう。
自分の鼻を舐める
ご飯の後でもないのに自分の鼻を舐めている場合、ストレスを感じていることがあります。
あくびと同様ストレスを感じたときに自分を落ち着かせるためにこの行為が見受けられます。
なかなかこれでは嫌な気持ちを察しづらいですが、決まった行動の前後に鼻を舐めている場合
ストレスを感じている場合があります。
まとめ
犬の嫌な気持ちはさりげない部分に現れます。
「ん?この行動は・・」と感じたらストレスを与える物事が無いか見直してあげたいですね。