犬が人に懐く理由とは?実は長い歴史があった!
犬はなぜ人懐っこいの?
犬は他の動物に比べて「忠誠心が高い」「人懐っこい」という特徴がありますよね。
犬が人間に懐くのは、実は深い歴史の中でDNAに刻まれた絆があるからなのです。
人間を群れのリーダーだと思っている
実は犬と人間は1万年前から繋がっていました。
犬の嗅覚は人間の約100万倍といわれており、素速く走れる脚力があります。
人間は頭脳が発達しているため、道具を使い仲間と協力して自分たちよりもはるかに大きな獲物を狩ることが得意でした。
遥か昔の人間と犬はこのようにお互いの持っていないものを補いあい、犬と人間は同盟を結ぶ協力関係になりました。
犬が獲物がどこにいるかを示し、それを追いかけ、人間はそれを犬たちの分まで採り犬達に振舞いました。この事から犬は本能的に人間のことを群れのリーダーと考えるようになったと言われています。
人間を母親だと思っている
犬の考え方として、犬は自分の事を世話してくれる人を「母親」だと思う習性があります。
一度お世話をしてもらった人を一生母親だと思い続けてどんな時もその人の事を最優先します。研究の結果、犬に飼い主の匂いを嗅がせたところ犬の脳が大きな反応を示した結果も出ています。犬の忠誠心はここから来ているものになります。
犬と人間の共存関係
犬は人間がいなければ満足にご飯を捕る事が難しかったと考えられます。
逆に人間側も犬がいなければ、獲物の位置も満足に把握できず夜も物音に耳を凝らして満足に眠ることもできなかったでしょう。
このように人間と犬はお互いに居なければ満足に生きていけない存在でした。
犬が人間に懐くのは長い長い歴史があったからなんですね。