噛んだ後に舐めるのはなぜ?噛んでごめんねと思いきや実は・・・
犬が手を噛んだ後に舐めるのはなぜ?
犬が飼い主の手を噛んだ後に舐める・・・といった場面を見たことはありませんか?
一見すると勢いで噛んでしまって、その後「噛んでごめんね」と反省しているように見えますが実は「次はもっとひどい目にあうよ」という犬なりの警告の場合があります。
こういった犬の気持ちの表現を「カーミングシグナル」といいます。
叱られた時に見せるカーミングシグナル
動きがゆっくりになる(呼んでも来ない)
叱っている時に愛犬をよんでも来なかったり、そろそろとゆっくりついてくる事を経験したことはありませんか?
この行動は、「嫌がっている」「もっと怒らせようとしてる?」と感じるかもしれませんが、飼い主があまりに興奮している様子の為「これ以上刺激しないように・・・」といった犬なりの気遣いを気持ちの現れです。
大あくび
人間に置き換えると叱られているときにあくびをするという行為は、「反省していない態度」として見てしまうため、叱っているときに愛犬があくびをすると「反省していないな・・・」という気分になってしまいますが実は違います。
犬が叱られている時にあくびをするのは、「これ以上怒らないで」という気持ちの現れです。
まばたき
叱られている時にまばたきの回数が増えたり、眩しそうにめを細めている時は「今すぐ逃げたい」という自分の気持ちをぐっとこらえて飼い主さんのお説教を聞いてる場合があります。なんとか自分を落ち着かせようとしての行為なので、何回も瞬きを繰り返すようでしたら強いストレスを感じている証拠なのでるのも程々にしてあげてください。
そっぽを向く
叱られている時にそっぽを向くのは「もう分かったよ」「疲れた、飽きた」という気持ちの現れです。
トレーニング中に何度も身震いをしたりするのにも同じような意味があり、この仕草が見られたら少し休憩させてあげてくださいね。
足で体を掻く
叱っている途中に突然体を掻き始めた場合は、緊張やストレスから逃れるために気を逸らそうと行っている場合があります。
まとめ
いかがでしたか?
犬が見せる行動には、人間に置き換えて考えると「あれ?」と感じる行為でも犬なりの気遣いだったり、はたまた全然違う意味合いがあったりという事がわかりましたね。
正しく犬の気持ちを理解して接してあげたいものです。