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犬の睡眠時間って?人間と同じなの?

犬は一日にどれぐらい寝るの?

お昼ごろにうとうとしてお昼寝したり、夜は飼い主と一緒に長く眠る・・・

そんなに寝て大丈夫?と少しうらやましく思う事がありますよね。

 

ワンちゃんは一日にどのくらいの睡眠をとるのでしょうか。

また、昼に眠るワンちゃんが多いのは何故なのでしょう。

ここでは犬の睡眠に関してご紹介します。

 

犬の睡眠の特徴

 

昼に眠ることが多い

犬は野生時代、元は夜に行動する夜行性でした。

狩りのため身を潜め、獲物を仕留めやすい夜中に行動し、

昼間に睡眠をとる習性を持っています。

 

人間と生活を共にするようになり、人間の「朝に起き、夜に眠る」という習慣に犬が合わせるようになり

今は基本的に人間と同じく夜眠る習慣がついています。

 

それでも本能は夜行性のままなので、昼間に寝る犬は未だに多いみたいです。

 

犬は眠りが浅い!?

「レム睡眠」「ノンレム睡眠」という言葉を聞いたことはあるでしょうか。

「ノンレム睡眠」は脳も体も休まる体力回復の早い深い眠り、「レム睡眠」は浅い眠りで夢を見ている状態の睡眠です。

 

犬は眠るとき、基本的にレム睡眠です。

これもまた本能からくるものですが、ノンレム睡眠の様な深い眠りに落ちてしまうと周りの物音に気が付くことが出来ず

近づいてくる外敵から身を守ることが出来ない為、犬は浅い眠りを長く長く行う事が明らかになっています。

そのため、犬はちょっとした物音で目を覚ますことが多いのですね。

また、レム睡眠の場合体は休まっているのですが脳が起きている状態なので体力回復がノンレム睡眠に比べて遅く、

体力を完全に回復させるためには多くの時間を要するので睡眠時間が長くなります。

 

お腹を丸出しにして、ゆすっても起きないほど深い眠りに落ちている犬が

「本能を捨てた」といわれる事がありますが、本当にその言葉の通りですね。

 

 

犬の平均的な睡眠時間

 

犬の眠りが人間より浅く長いという事はわかりましたね。

犬の睡眠時間は平均12~14時間程度といわれており、およそ1日の半分程にあたります。

人間は1日8時間程度のノンレム睡眠で体力回復が可能ですが、犬は1日数回のレム睡眠で体力を回復するため

睡眠時間が長くなるわけです。

 

犬の年齢によって、睡眠時間は異なります。それぞれ年齢別の平均睡眠時間を見ていきましょう。

 

0~1歳までの幼犬

生まれたての幼犬は基本の体力が少ない為、体力を補充するためにたくさん眠る必要があります。

半年頃からは、目新しいものを沢山目にしとにかく動き回り好奇心旺盛な為そのぶん体力を消耗します。

0~1歳のパピー期は平均的に18時間~19時間と1日の殆どを眠って過ごす犬が多いようです。

半年を過ぎた頃からは

「寝過ぎでは?」と心配になるかもしれませんが、人間の赤ちゃんと同じく犬の赤ちゃんも沢山寝る必要があります。

「寝る子は育つ」という言葉があるように、眠れる環境をしっかり整え、寝ている時は構わずにそっとしておいてあげましょう。

 

1~7歳頃の成犬

成犬の平均睡眠時間は12~15時間程です。体力が付きはじめ、成長のピークを迎えた成犬は

パピー期やシニア期と比べて一番睡眠時間が短くなる傾向にあります。

 

7歳以上の老犬

7歳以上のシニア期は体力の衰えにより、回復の為に睡眠時間が成犬期よりも増えます。

平均は18時間~19時間と、パピー期と同じくらいになります。

また、10歳あたりになると活発に動き回ることは少なくなりトイレやご飯の時のみ起きてくる・・・といった事が多くなります。

 

まとめ

犬の睡眠時間は人間と比べてとても長い事が分かりましたね。

その理由は犬の睡眠の質がノンレム睡眠である事、元は夜行性の名残である事も紹介しました。

「寝すぎ?」と心配になることもあるかもしれませんが、体力回復のために睡眠はとても大切です。

 

起きている間はしっかり遊んであげ、寝ている時は無理に構わずそっとしておいてあげる等

愛犬の睡眠のサポートをしっかりとしてあげましょう。

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