秋も油断できない!犬の季節性花粉症対策
暑かった夏も終わりに近付き・・・
日が沈むと涼しさを感じるほど、夏の暑さも軽くなってきましたね。
熱中症、水分補給、火傷対策・・・忙しかった夏の暑さ対策もそろそろ終わりです。
涼しくなってきて、ついつい気を抜きがちなタイミングですが
秋は「花粉」の時期です。
前回も紹介した通り、犬にも花粉症のような症状が出る子がいるんですね。
犬も花粉症に?花粉が与える犬への影響
症状・対策は前ブログをご覧ください。
秋の花粉症は主に「ブタクサ」のアレルギー反応
そもそも花粉症とは花粉に対するアレルギー反応ですので、秋には基本的に「ブタクサ」という植物が原因とされています。
秋になると花粉が散布されるので、根本的な原因を避けて生活、というのはお外でのお散歩が生活に必須なワンちゃんには難しそうです。
地域や時間帯により花粉の量は異なりますのでこまめに花粉情報をチェックするといいかもしれません。
花粉症になりやすい犬種がある?
花粉でアレルギーを起こす犬は、「犬アトピー性皮膚炎」である事が殆どです。
花粉アレルギーを持っている場合、カビやハウスダスト等のアレルギーも持っている事が多くあります。
柴犬、シー・ズー、ゴールデン・レトリバー、ラブラドール・レトリバー、ウエストハイランド・ホワイトテリア、ブルドッグ、フレンチ・ブルドッグ、パグ
が、アレルギーを発症しやすい犬種と言われているので
これらのワンちゃんを飼われている飼い主さんは気をつけてあげる必要がありそうです。
つらそう、と思ったら・・・
花粉症はヒトも犬もつらいもの。
痒みや皮膚炎が辛そうと感じたら、下記の対策を実施してみましょう。
屋内での対策
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- 室内にいる時間を増やすことで、花粉との接触を減らします。
- 空気清浄機を使い、花粉を除去。
- 窓を閉めてエアコンを使用し、花粉の侵入を防ぎます。
アレルギー対策
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- 犬の毛を定期的にブラッシングし、花粉を取り除きます。
- 犬の足を外出から帰宅後に洗浄して花粉を落とします。
- 獣医師に相談して、アレルギー症状を軽減するための薬物治療を検討します。
屋外での予防
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- 散歩をする際に、花粉が多い日や時間帯を避けます。通常、朝と夕方に花粉が多くなります。(また、雨の降った次の日等)
- 散歩から帰宅後、犬の足や体を拭いて花粉を取り除きます。
- 花粉が被毛や皮膚につかないよう、散歩の際はウェアを着せてあげましょう。
食事とサプリメント
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- 獣医師に相談して、アレルギー対策のための特定の食事やサプリメントを検討します。
免疫療法(アレルギー専門家の指導のもとで)
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- 重度の花粉症の場合、免疫療法を検討することができます。